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勉強
- 入試にパスした先輩がウラわざ勉強法というものを作りました。
- 一点でも多く点を取る勉強法です。
- このウラわざ勉強法は暗記力にたよります。
- しかし、この勉強法ばかりやっていると、暗記力以外の能力の発達が邪魔される危険があります。
- 入試は成功しても、必ずしも十分な学力が育っているとは限りません。
- 十分な学力とは、生きていくために必要な学力のことです。
- 思考力を伸ばすことが必要
- 日本の教育の一番悪いところは、画一主義です。
- 画一主義によって、どれほど多くの生徒が「ぼくはできないんだ」と思いこまされてしまったでしょう。
- 丸暗記詰め込み勉強法は、暗記オタクのような生徒ばかりがいい点が取れ、それ以外の普通の生徒はむしろ勉強ぎらいになってしまう勉強法です。
- 大切なことは点数ではなく、動機づけです。
- 知的好奇心を失うことなく勉強してゆく意欲が大事です。
- 丸暗記より考えることのほうがずっと楽しいものです。
- 勉強への動機づけを高めるには、思考力を伸ばすことが必要になります。
- ただし、基本の反復と知識の定着も、ある程度は必要ですが。
- 欧米列強の論理
- 近代以降の世界の動きは欧米列強の論理に従って動いています。
- 西欧文明だけが近代化をなしとげることができました。
- 西欧文明の根底には合理主義の精神があったからです。
- そして西欧では、古くは狩猟時代、その後の戦争の続いた時代、そして厳しい経済競争の時代を通じて知能が培(つちか)われてきました。
- これが戦略的な思考のできる知能です。
- 根底にはキリスト教の教え
- キリスト教の教えからできた精神文明が西欧文明です。
- 人間は、エゴイズムと利他主義という二面性を持っています。
- この人間の二面性をリアルに見つめるのがキリスト教です。
- 一方、日本にはキリスト教の伝統はありません。
- 続く
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