2003- 12- 21 アシスタディ
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はじめに
「数学に王道はない」とギリシャの昔から言われています。
公立高や一般の私立高をめざすひとにとっての中学における数学は高校における数学の基礎です。
中学としての程度を超えるような難問はあまり意味がありません。
中学の数学全般について、定理や公式を自分のものとしてくれる良問を理解できるまで演習するのが、それらのひとにとってもっとも学習効果のある勉強法でしょう。
易しすぎる問題も難しすぎる問題も時間の浪費となりかねません。
問題は、ただ解ければいいというものではありません。
適切な方法が存在する問題に対して、メンドウな計算やまわりくどい考え方で解けても、そのまま解きっ放しにしていたのでは、同じような問題に出会ったときに、再び苦労することになります。
単に答え合わせをするだけでなく、考え方や計算方法も確認し、ひとつひとつの問題から、より多くのことを学びとっていくことが肝心です。
問題を見て、すぐに方法が思い浮かばないからといって、あっさりとヒントを見てしまうのではなく、まずは、自分の頭で、納得いくまで考えましょう。
自分の周囲をながめてごらんなさい。数学を苦手と思い、さらに嫌悪をいだき、あるいは恐怖さえ感じている多くの人を見つけることができます。
数学はその論理になじまない人を数学のほうから拒否します。
その論理とは、単なる知識の駆使ではなく、知識の上の知恵なのです。
しかも、そのような知恵は、多分にその人の情に基づいているのです。
「数学とは情緒である」と言った偉い数学の先生がいました。まさしく情に根ざした知恵が数学の世界なのです。
その知恵は自然にわきでるものではありません。
知識の土台の上にそれを絶えず働かせる訓練によって知恵もかもしだされてくるのです。
そのような目で見ると、数学への痛みが消えていきます。
(黒木正憲氏の文章から抜粋。一部修正しています。)
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