KEN自己開発研究所(09/2001)中村修二<ノーベル賞に最も近い人>と世界中から評価をうける。
徹底して考えぬいた末に生まれる<独創性>と最後までやりぬく<粘り>を持つこと。
この両輪なくして、大きな夢を実現させることはできない。
中村修二氏の本からの抜粋
- 苦労しこれなら大丈夫だと考えてやった実験が、何の役にも立たなかった時には、本当に心底がっかりする。
- 自分の人生はこんな無駄な事の繰り返しで終わってしまうのかと、先行きに絶望してしまう。
- けれどもここで撤退していては、文字どおり何もできずに人生を終わってしまうのだ。
- 撤退を百回繰り返しても、何も手に入らない。
- ただひたすら撤退することを学ぶにすぎない。
- そして何かあるたびごとにすぐにさじを投げるようになる。
- これはちょっと難しいからやめておこう、どうせ無駄な時間を費やすだけだ・・・と自分の都合の良い理由を探すようになる撤退屋の言う事は大体決まっている。
- <私は何度もこの実験をやったけれども、いつもうまくいかない。
- だから、私の忠告を聞いてやめたほうがいい。>
- まるであらゆる実験を経験したベテランが親切に道を教えてくれているような態度なのである。
- しかし、ここで素直に撤退屋の忠告を聞いて実験をやめてしまえば、新しいものを創造する可能性は失われてしまう。
- 注意してほしいのは、親切ごかしで忠告してくれる連中は、まずほとんどと言っていいくらい成功したことがないということだ。
- 自分が最後まで、やりとげることができなかったから、やめておけと忠告しているにすぎないのである。
- 彼らの親切な忠告とは、彼らの仲間、つまりは第二第三の失敗者を生み出す道具にすぎないのだ。
- だから、本当にダメかどうかは、自分の目で確かめなければならない。
- 本当にこのやり方では、失敗するかどうかを自分の手で確かめてみる。
- あの人は失敗したけれど、ひょっとすると自分がやれば成功するかもしれないと考えるのだ。
- そしてやめておけなどという忠告には耳もかさず、やってみるのだ。
- 壁をよじのぼってでやりとげてみるのである。
- 時間がかかってもかまわない。
- 遠回りしてもかまわない。
- もちろん、下手でも、つぎはぎだらけでもかまわないのだ。
- 完成品をとにかく作りあげること。
- このことが非常に重要なのである。
中村修二工学博士 カリフォルニア大学 サンタバーバラ校教授
20世紀中には絶対無理といわれた青色発光ダイオードを世界にさきがけて開発。
<ノーベル賞に最も近い人>と世界中から評価をうける。
(コメント)
この中村氏の本をメルマガに書いてる途中ちょうどテレビをつけたら、久米さんのニュースステーションに中村氏が出演していました。
そこでの話で、<発明のコツは、孤独と集中である>と言われていました。
発明とは言葉を変えれば自分の思いを実現する創造活動です。
発明するにあたっての<孤独と集中>とはまさに瞑想そのものではないかと思ったのは私だけなのでしょうか。